Blaze

空港の待ち時間で「詰まっていた難問2つ」を解決。非エンジニアがBlazeでSalesforceをセルフ構築

エンジニアリソースゼロでSalesforce構築にBlazeを活用。空港の待ち時間というスキマ時間での実装や、複雑な運用に対応した実装をやり遂げたBlaze活用の実態ついてお伺いしました。

空港の待ち時間で「詰まっていた難問2つ」を解決。非エンジニアがBlazeでSalesforceをセルフ構築

ポイント

  • 非エンジニアでコーディング知識なしでもフロー・Apexの実装を完遂
  • ヒントを出すだけではなく、実環境を直接操作できる
  • 相談・実装・データ移行など、Salesforceにまつわる業務を幅広くカバー

株式会社リゾームについて

ー貴社の事業内容について教えてください。

弊社は、現在約100名規模のソフトウェア開発会社です。企画から開発、運用・保守まですべて自社で完結しており、ショッピングセンターや百貨店といった商業施設に特化しているサービスを提供しているのが最大の特徴です。

主軸プロダクトは「戦略会議ネクスト」というデータ分析パッケージです。商業施設の運営担当者がクリック操作だけで売上データを可視化できるもので、ITリテラシーが高くない方でも直感的に使えることを意識して設計しています。他にも、Tableauを活用したデータ分析環境の構築・導入支援を中心にサービス提供をしています。

エンジニアリソース0で、Salesforceの本格運用に向けて構築を進めるためにBlazeを導入

ーBlazeを導入したきっかけを教えてください。

弊社は、今年の3月1日からのSalesforce本格運用に向けて、構築パートナーを使わず自分たちだけで構築を進めていました。それまでは他社製の名刺管理ツールにSFAやMAが付いているようなものを使っていましたが、Salesforceへの乗り換えを決断した形です。

構築自体は私が別の業務もこなしながら空いた時間で進めていました。商談オブジェクトのような標準オブジェクトは便利な機能がプリセットで揃っていたので比較的スムーズに進められたのですが、自社独自の仕様を実現しようとすると、フローやApexの知識が必要な場面が出てきました。

当時、特に苦労していたのが請求管理まわりです。弊社はSalesforceが販売管理も兼ねており、請求金額を1円単位でSalesforce内で管理し、その請求オブジェクトのCSVをそのまま会計システムに乗せるというデータの流れを実現させようとしていました。しかし、請求管理はカスタムオブジェクトで作り込む必要があり、稼働直前の1月頃に細かいところを詰め始めると「この処理自動化したい」「この画面こうしたい」という改善点が次々に出てきました。

私はITソリューションの営業出身で、エンジニアではありません。Apexや複雑なフローの構築が必要な場面になると、自分では対応が難しい状況でした。3月1日の本番稼働まで時間がない中で行き詰まりを感じていた頃に、ちょうどSalesforceの担当者からBlazeを紹介してもらい、運用開始に間に合わせるために導入を検討しました。

ヒントを出すだけじゃない。実環境を直接操作できることが、一般的な生成AIとの一線

ー導入の決め手になったポイントはどこでしたか?

Blazeの紹介を受けたのが出張先の福岡でした。「Blazeというすごいツールが出た」と教えてもらったその日、東京に帰る空港の待ち時間にすぐインストールして試してみたんです。その1時間半の待ち時間の間に、ちょうどどう構築しようかと悩んでいた複雑なフローと必要な画面追加の2つをBlazeによって開発しリリースまで完了してしまったんです。それも、お試しの会話数の範囲内で、かつ別の業務を進めている裏側でBlazeが自走しリリースまで完結できました。この瞬間、「すぐにBlazeを導入しよう」と確信しました。

月約3万円、私1人が使う分なら導入のハードルもそれほど高くない。費用対効果を考えるまでもなく、導入の判断は簡単でした。

ー他のAIツールと比較した際、Blazeならではのメリットはどこにありましたか?

Blazeの強みは2点あります。一つは「実環境に直接アクセスして操作してくれる」こと。もう一つは「Salesforceの知識が非常に深い」ことですね。

Salesforceの仕様確認や関数の書き方を教えてもらうだけなら、一般的な生成AIでもある程度できます。実際、Blaze導入前はSalesforceの設定についてたくさん聞いていましたし、コピペで使える関数などを作ってもらっていました。

しかし、一般的な生成AIは自社のSalesforceの実環境にまではアクセスはできない。Blazeであれば、自社の構築状況を踏まえて回答してくれ、さらに実装まで対応できる。そこが決定的な違いです。

そこに、Salesforceに特化してしているという特徴も併せ持っているので、問題解決能力が非常に高いと感じています。

「どう実装する?」という相談から実装まで、Salesforce構築をまるごと任せられる

ー実際にどのようにBlazeを活用していますか?

構築フェーズでは、「こういうことをしたいんだけど、どんな実装方法がある?」という相談から始めました。複数の実装パターンを提示してもらい、推奨理由を聞いて、選んだパターンで足りない情報を教えてもらってから「実装して」と頼む、という流れです。

例えば、行動オブジェクトのテキストを読み取って商談オブジェクトに自動反映する処理をBlazeで作りました。営業メンバーが行動に書いた内容を、商談の各項目に自動登録して、変更履歴をChatterに残すという仕組みです。フローとApexを組み合わせた処理でしたが、相談から実装まですべてBlazeに任せました。

他にも、VOC(Voice of Customer)を蓄積するカスタムオブジェクトも、オブジェクトの作成から項目の設定まで全部Blazeに作ってもらいました。細かい追加実装だけでなく、「1からオブジェクトを1個立ち上げる」作業にも対応しているので、構築時には非常に助かっています。

非エンジニアには見えない「落とし穴」も、Blazeが気づいて対処してくれる

ーデータ移行でも活用されたとのことですが、具体的にはどのような使い方でしたか?

旧システムからのデータ移行でも、Blazeにはかなりお世話になりました。旧システムからデータをダウンロードしてローカルで整形し、Salesforceにアップロードするという手順が必要だったのですが、その過程をBlazeに任せました。

WindowsのパソコンでExcelを使って整形していると、文字コードがShift-JISになってしまうことがあります。SalesforceはUTF-8推奨なので、そのままアップロードしようとするとエラーになる。私はそもそも「文字コードに気をつける」という発想自体がなかったんですが、Blazeが「文字コードが合っていないので変換します」と自律的に処理してくれたんです。エンジニアなら当然意識することでも、非エンジニアの私には完全に盲点でした。

親子関係のあるオブジェクトのデータも、Excelの複数シートに分けて渡すと、それぞれ自動で処理してくれました。

一番助かったのは、SalesforceIDを使わないマッチング処理です。旧システムのデータにはSalesforce IDが入っていないので、取引先名など文字列でマッチングしてデータを突き合わせてくれました。アンマッチだった件数を「30件アンマッチでした」と一覧で出してくれて、近い名前のレコードは「これじゃないですか?」と候補まで示してくれる。まるで優秀なエンジニアが横についてくれているような感覚でした。

不具合調査から仕様確認まで、SalesforceのことはまずBlazeに聞く

ー稼働後の運用フェーズでの使い方も教えてください。

3月に本番稼働してからも、「立ち上げ期」らしく「あれはこの方がいい」「これはこの方が使いやすい」という改善要望が続々出てきています。それを改修するときにもBlazeに手伝ってもらっています。

意外と助かっているのが、不具合調査ですね。たとえば「新しく作った項目がレポートに出てこない」という問題が起きたとき、「このレポートIDで、このオブジェクトのこの項目が表示されないんだけど、なぜ?」と聞くと、権限の設定の問題だと即座に特定してくれる。設定を直して解決、という流れを1回のやりとりで完結できます。

これを生成AIに聞いていたら20分くらい会話していたかもしれないし、公式サポートにケースを起票しようとしたら、ケースを作るのに10分かかって翌日回答が来て、という流れになっていたと思います。Blazeだと、解決したいことが、本当に「秒で解決」できる。おかげで、スピード感持って業務を進められます。

ー導入後、業務や組織にどのような変化がありましたか?

基本的に分からないことや相談したいことがあれば問い合わせたり、生成AIで調べることは減りました。というのも、とにかくまずBlazeに聞いた方が速くて精度が高い場面が多い。それだけBlazeを頼りにしています。

今後はSalesforceのData Cloud基盤に載ったマーケティングオートメーション(Marketing Cloud Next)の活用も検討しています。Account Engagementと並行して使いながら、最終的にはコアに統合したい。その構築にもBlazeを活用できると期待しています。

これから導入を検討する方へ

ー同じようにSalesforceをセルフ構築している方へ、メッセージをお願いします。

私はエンジニアではありませんし、Salesforceの専門知識があるわけでもありません。そういう人間が片手間でセルフインプリをやっていたわけですが、Blazeがあれば「隣に優秀なエンジニアが1人ついている」感覚で進められました。

使い方のイメージとしては、こんな感じです。Web会議が始まる前に、重そうなデータ移行の作業をBlazeに投げておいて、会議中はそちらに集中する。画面を見ると処理がどんどん進んでいて、1時間後に会議が終わったら完了している、そういう使い方ができます。

「Apexが書けないから無理」「フローが複雑でわからない」と詰まっているなら、まずBlazeに相談してみてください。実装方法の提案から実際の構築まで、チャットベースで完走してくれます。Salesforceを自力で構築しようとしている方にとって、一番の助けになるはずです。

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※本記事は2026年春時点での取材内容をもとに構成しています。

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